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2013年8月 7日 (水)

立秋

秋の気配を微塵も感じさせてくれないのに今日は立秋です そういえば多少日の暮れるのが早くなったような気はします。
この暑さの中皆様方は 山に海にとおいそがしくご活躍のことと思います 8月にはいるとあっという間に夏休みも終ってしまいますのでご奮闘下さい

さてお目出度い?話を一つ二つ、、、

Photo

7月中ごろ小学校で保護されたツミという小型の猛禽類が環境事務所により持ち込まれました
特に外傷や出血などは見られませんでしたが脚弱により起立困難で衰弱しておりました 両翼を広げてやると正しく広がり骨折など無い様子でした 少し暗くする為に布で覆った小型ケージに収容し新しい環境に少し馴れて落ち着いたところでエサを目の前にぶら下げたところ積極的に食べてくれました
数日間はエサは食べるが起立困難が続きましたがビタミン剤など混ぜたエサを与えてやがて起立可能となりハバタキが出来るまでに回復しました
大型ケージに移動したところ止まり木にもしっかりつかまる事ができました しばらくして飛翔試験をしたところ無事に飛ぶ事が出来ました 
これから野性に戻る訓練をしなければなりませんが私のところではそれができませんので以前にチョウゲンボウの野性復帰訓練をお願いしたことがある方にまたまた甘えてしまいました 有難う御座います

次はムクドリです これは梨の防鳥ネットに絡んで衰弱しているところを保護され連れてこられました 体中グルグルとネットが絡みつき翼も脚も頭も動かす事が出来ない状態でした ネットの糸を羽毛の中から探し出し一本ずつハサミで切る作業を根気良く続けやっと解放することができました 鳥の体を傷つけないように絡んだネットを切り離す作業は結構厄介でした

Photo_2

単純な衰弱でしたのでネクタリンをたらふく食べて数日で元気回復し飛んで行きました

高校の構内で保護された隼の幼鳥がやはり環境事務所から持ち込まれました

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左翼の下垂があり骨折と思われました 隼くらいの大きさの猛禽類となりますとたとえ幼鳥でも爪と嘴はかなり手ごわいものです 移送箱からケージに移動するだけでも大変でした 骨折の手術はさておき健康状態を確認するためにエサを与えたところかなり旺盛な食欲を見せてくれました
数日して新しい環境に少しなれたところで麻酔をかけてレントゲン検査をしました 左上腕骨折でしたが幸いなことに端の方でなく中間位の骨折でしたので整復可能と判断しました
翌日麻酔をしてピンニングとワイヤー締結で無事手術を終えました(私的には手術は大成功だと思っています) あとは数週間の安静でたぶん大空を飛ぶ事が出来るようになると思います たぶんといいますのはエサの催促と水浴びで安静がなかなか難しい事が分かりましたので、、、

無事飛翔機能が回復したあかつきにはまたまた野性復帰訓練をお願いすることになりそうですが その節にはよろしくお願い致します 

                     風鳴亭

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